岩切章悟作品「levitares A」
Title: levitares A
Size: W182cm × H116cm ×D5cm (設置用枠含む/ including wooden frame backside)
Material: アクリル絵の具 クレパス 木製パネル
/ acrylic paint, pastel crayon, wood panel
year: 2022
Weight:約3kg / about 3kg
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岩切章悟展「Buen viaje | 良い旅を」
岩切章悟の絵を見ていると、どこかへ旅に出たい気持ちが湧いてくる。彼が描き出す絵の中には、見たことがあるような、けれど知らない世界への扉がいくつもあるように思える。絵の中にいる動物たちや舟に乗る人たちが、どこかへ向かっている姿がそう感じさせるのかもしれない。
根っからの旅好き、と言う岩切は、世界数十国を巡る中、特に中南米に心を惹かれたと言う。絵を描くことで土地の人と繋がり、次の場所へ向かうきっかけを得て、旅を続けてきた。旅での出会いが今も彼の中で鼓動し、絵を描くことへ向かわせる。
現在までの数年間、岩切は建物の外壁4面をキャンバスにした壁画など、規模の大きな制作に連続して取り組んできている。ツォモリリ文庫を運営するウォールアートプロジェクトが主催の一翼を担った「ウォールアートフェスティバルふくしま in 猪苗代 2018」では、公立小学校の図工室に壁画「きみの見る世界のはじまり」を描いた。その中でも、猪苗代の中心的存在である磐梯山の麓に、光が漏れ、その先を感じさせる扉を描いている。
「壁画家」と呼んでも差し支えのない彼が、今回の「Buen viaje | 良い旅を」では、大きな壁面に描く世界観を凝縮させた作品を展示する。岩切は「壁があるように思えても、一歩を踏み出すことで、その先にも行けるんだ」と絵を介して語りかける。見知らぬ土地に積極的に足を向け、絵を描き続けた経験がそう言わせるのだろう。岩切との話の中で「流れ」や「浮遊感」という言葉が出てきた。コロナ禍の閉塞感が覆う日々に、次の旅への希望をもたらしてくれることを願う。
会期:2022年2月11日(金)〜3月7日(月)
営業日時:月・金 12:00~20:00 土・日 12:00~18:00
定休日:火・水・木
会場:ツォモリリ文庫 〒182-0002 東京都調布市仙川町1-25-4 (京王線仙川駅より徒歩3分)
在廊日:2月11日(金・祝)他
壁画公開制作:2月19日(土)〜完成まで
*営業時間は新型コロナ感染状況により変更する場合があります。
*在廊日や公開制作日などの詳細は、こちらのページで随時更新してまいります。
http://tsomoriribunko.com/shogo_iwakiri_buen_viaje/
¥300,000.