Who are you? きみはだれ? ウォールアートフェスティバルふくしま in 猪苗代2018で起きたこと
アートを媒介にインド農村部の学校で壁画の芸術祭を2010年より開催し、教育支援と国際交流を果たしてきたNPO法人ウォールアートプロジェクト。
日本とインド、そして世界の子どもたちをつなぎ、子どもたちのアイデンティティを大きく広げていくことを最終目標に一歩一歩歩んでいます。
2018年11月、JC猪苗代、猪苗代教育委員会、そして福島県や福島県内の多数の企業サポートを得て、念願の「ウォールアートフェスティバルふくしま in 猪苗代2018」を開催することができました。
学校を舞台に招聘アーティストの市橋晴菜、岩切章悟、遠藤一郎、小栗千隼、野口勝宏、松岡亮、ラジェーシュ・モール(50音順)が渾身の作品を残しました。
それら作品は今も学校の壁に残り、凧や幕などのインスタレーションは生徒たちの心に深く刻まれました。
アーティストたちがそこで伝えたかったことは何なのでしょうか?
子どもたちが自分の生まれ育った土地を誇りに思い、成長ととともに自他を認め、やがて人を愛する歓びを知ること・・・。
ウォールアートプロジェクトは、制作を見守る中、アーティストの魂のありかを丁寧にほぐし、
それぞれの想いを縒り合わせ、タピストリーのように、一つの絵本に織り上げました。
英語を併記することで世界にひろく福島の芸術祭と福島のことを伝え、アートの可能性を広げる絵本です。用紙には、サトウキビの搾りかすで作られた風合いのあるバガスを使用。
サイズ:B4サイズ変型(25.7cm×25.7cm)フルカラー 32ページ
定価:1800円+税
発売日:2019年4月15日
出版:BB.BOOKS
¥1,980.